
先日、ワンデーエクササイズの本番に足を運んできました。
日々頑張って作った作品は、どんな評価を受けるのだろうか。
自分には何もできないけど、もしかしたら何か手伝える事もあるかもしれない。という気持ちと、
来年のワンデーに向けて、課題も探っておきたい。
結論から言うと、明確な順位というものがあるわけでは無いのだけど、
まぁ、この写真の作品が一番良くて、16チーム中4位。という感じ。
審査員長が面白がってくれていただけに、もしかしたら?という期待をみんな感じていた。
からの、4位で呼ばれた時の落胆の空気。。
あとで皆で振り返ってみて、
まだ詰めが甘かったかな、もっとやれる事があったかな。と。
自分も、指導する立場として、沢山の課題を明確に見つけた気がする。
なので、これは来年のコンペに繋げたいなと、強く感じたのでした。
それと全員に、『この負けをバネにして。』というような事を伝えた。
どんな道に進もうが、この経験は必ず糧になるのだ。
学校のせい、先生のせい、審査員長のせいなどと、誰かのせいにして逃げるのではなくて、
どうやったら勝てたのか、次はどうするのか。
実社会に出ても、似たような場面に遭遇することもあるだろう。
前向きに、腐らず、信じるものに向かってほしい。
それは自分が教えた生徒さんだけでなく、他校の生徒さんに向けても言いたいことだ。
頑張って挑戦して、前のめりに倒れ、ショックを受け、泣いて笑って。
みんな、物凄く成長したなぁ、と感じた。
同時に自分も、学ぶものが多く、楽しませてもらってワクワクして、
老けてみられる割りには『なんか痩せた?』とか、『若く見える。』とか言われるようになった。
正直、非常勤講師なんて、と思っていたけれど、
こんなに楽しいなんて、思ってもみなかった。
だから、もうちょっと足を突っ込んでみよう、と考えている。
今、自分の座右の銘は、『お金の為に働いたら負け』である。
人間は、精神的にツマラナイことが、最も毒だと思う。
そしてそのストレスが、色んな病気を引き起こすのだ。たぶん。
自分が好きな事に没頭し、まぁそこそこ不自由なく行きていけたらOKなのだ。
前にも綴ったが、今の自分が好きなことは、社会貢献なのだ。
自分の事だけを考えている老人。
金儲けだけを考えている中年。
そんなのは勿体ないな、と思う。
俺は何かでかいことをやる!という男子はOKだ。
可愛く見られたいだけの女子もOKだ。
きれい事でいい。
世の中は美しいのだ。
今回のコンペから、色んなことを学ばせてもらった。
今更ながら、建築の面白さを再認識させてもらったのだ。